top of page
検索

トロント〜東京間を結んでザッパの難曲を更新した話。

更新日:2021年12月5日

強力なヴィデオが完成しました!


As I was invited by the great drummer Alan Madhavan,

I updated that Frank Zappa’s "The Black Page no.1”

for the 1st time in 10 years.



カナダで活動するドラマー、Alan Madhavanさんからのオファーで

フランクザッパの難曲、ブラックページを10年ぶりに

「更新」する事ができました。


This time I also played bass and chorus.

I hope you love it!!!


今回は

アランさんが既に撮影していたソロドラムに被せる形で

ギターはもちろんベースとコーラスも担当しました。


是非、刮目し、末長く、

世界中の音楽ファンに見ていただけたらと願っています。


based on Alan Madhavan’s solo drum version :


======


"updated"

「更新した」...とはどういう事かと言うと

僕はこのフランクザッパが作曲した「ブラックページ」を

10年以上前にも挑戦しyoutubeに上げているのです。



もはや僕の鉄板ネタで恐縮ですが...

フランクザッパの息子、Dweezil Zappaさんは

今や僕のインスタグラムに一番コメントを寄せてくれる人物と

なっていて、この最初のヴァージョンにも感激なコメントをくれています。



フランクザッパと言えば、

自らギャラを払って手練れのミュージシャンを雇い

バンドとレーベルを運営していて、スティーヴ ヴァイなど

多数のスタープレーヤーを輩出したことでも有名ですが


そんなザッパの楽曲の中で

最も演奏の難易度が高い楽曲に挑戦し

ザッパファミリーから認められた事は

僕にとって揺るぎのない誇りになっているのです。


(Dweezilさんは自身がキュレーターを務める

 別のInstagramのアカウントでも森川 祐護を

 推薦してくれています。)




正直、最初のバージョンから

10年経っている事にもビックリですけど

これらの動画のおかげで、今だに世界中のコアなザッパファンから

じわりじわりとコンタクトがありまして


カナダ在住のドラマー、

Alan Madhavanさんからコンタクトがあったのは5月、


元々パーカッションのために作曲されたこの曲の

ソロドラムバージョンを、アランさんがきちんと

撮影したビデオを制作しているので

「この上でプレイしてみないか?」と言う提案だった。


このコロナ禍の中で

ライブの予定が次々と飛んでいくタイミングで

大好きなこの曲をもう一度、自宅でじっくりと録音する

チャンスが訪れた事はとても光栄なことだったが


時を同じく父が他界し、その後

家族が落ち着きを取り戻すまでの長い間

返事を保留にしてしまっていた。




それでも、長く待たせてしまった分

納得のいくクオリティーのものが出来上がったと思う。


アランさんはギタリストとして僕にオファーをしたと思うんだけれど

前述の通り、ギターで演奏できる事は既に10年前に証明しているので

今回は、何か別の特別な事をしたくて....


ベースも、音を拾うところから始めて録音し

和音を担うパートを原曲にはない四声の歌声...コーラスで埋めて見ました。

(最後だけ六声)


結果、一見難解な譜面ズラのこの曲を

個人的にも世界的にも色々あり過ぎて訳がわからない

「2020年」の最も美しい最新ヴァージョンとして

「更新」する事ができたのではないか?

と自負しております。


アランさんも凄く感激してくれていて

本当に嬉しかったなぁ。


thank you very much, Alan !!


彼も若くしてご両親を亡くしていて

この動画を父がどこかで見ていてくれたらなぁ...

みたいな、そんな話を染み染みとしたりした。


皆さんにも気に入ってもらえたら嬉しいです。


========


補足:

ザッパはこの曲以外にも

「奇数連符の中にさらに連符がある」様な

面白いポリリズムの曲を沢山書いていて

ギターで弾き切っている人は

そうそう見かけないので挑戦しています。





こちらも良かったら見てみてください。


森川 祐護(POLYGON HEAD)




0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page