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最近のカヴァー曲についての解説。

更新日:2021年12月11日

I will explain about the "cover songs" of Kraftwerk, Zappa,

Vampillia and Julian Lage.

that I recently uploaded to my youtube channel.


先月、先々月と新しい動画をyoutubeにアップしました。

どちらもカヴァー曲なのですが折角なので

それ以前にもアップしたカヴァー曲も含めて

解説しようと思います。


元ネタの動画も貼っておいたので比較するのも楽しいかも...。


1. Kraftwerk - “Pocket Calculator / Dentaku”


BOSSのLoop Station RC-500、 そのデモ機をお借りする機会があったので

先日バンドでのライブで初演した クラフトワークの「電卓」のカヴァーに 今回は、そのルーパーを駆使して1人で挑戦してみました。

ドイツの電子音楽のレジェンドが片言の日本語で歌ってくれるからこそ 盛り上がるとも言えるこの曲を日本人が歌っても

カッコ良く響く様に頑張りました。

新しいアイバニーズのギターのお披露目動画でもありますー!


This is a cover of a song sung in Japanese by the legendary German electronic music band, Kraftwerk.

For a few weeks, I borrowed the Loop Station RC-500 from the BOSS Company. so I tried to play this song by myself.

It was also the first appearance of my new guitar, the Ibanez AZS2200,

and my dog, Putti.


実家の犬、プチをウチで預かっている間の撮影でもあり

最初のうちは「いい感じ」に邪魔されてたんですが、OKテイクが撮れた頃には

すっかり僕の背後で寝ていましたww。(今は帰っちゃったので寂しい。)

原曲はこちら

日本語で歌ってくれるのは3分くらいからです。



2. Frank Zappa - " Uncle Meat "


以前、ソロヴァージョンを公開して

作曲者の息子Dweezil Zappa氏にも認められるきっかけになった

フランク ザッパのカヴァー「アンクルミート」。 そのバンドでのライヴヴァージョンを公開しました!!


Back in 2014, I uploaded a version of my solo performance of Frank Zappa's masterpiece to YouTube.

(It was also the first video that got an inspiring comment from Dweezil Zappa.)

Here is the version of my band's performance based on that arrangement.


It's been hard for me to do shows due to the Corona disaster.

We decided to play a show with the band for the first time in a year and a half (!!!), and this is the video that was streamed live on the day.

Our performance is still rough, but

It's been a while since I've been able to shoot a performance with all the members together with almost no mistakes, so I decided to share the joy of it.


コロナ禍でなかなかライヴができない状況でしたが

1年半ぶり(!!)にバンドでのライヴが決まって、当日ライヴ配信した映像です。

まだまだ荒い部分もありましたが...久々にメンバーが揃った演奏を

ほぼノーミスで収録できた、その喜びをシェアする事にしました。


ソロヴァージョンはこちら。


原曲はこちら

ルースアンダーウッドのマリンバが最高ですね!



3. Vampillia - "Lilac"


原曲はVampilliaと言う海外でも知られた日本のバンドが

ゲストヴォーカルに戸川純さんを迎えた曲なのですが...


この曲を知ったきっかけは2018年にダンサー白井剛 氏と

2人で愛知県芸術劇場で公演した時の事でした。


ギターを刀の様に振り回す真剣勝負を 舞台で繰り広げた翌日のオフ日、抜け殻状態で

白井さんと2人で名古屋の街を散策したり

美術館にいったりしたのですが...その間

僕の頭の中でぐるぐる鳴っていたのは、

舞台上で弾いた自分の曲ではなく、この曲でした。


(写真提供:愛知県芸術劇場)


同じ日にトリプルビルで上演していた演目の一つである

康本雅子さんの『子ら子ら』という作品。


その劇中で使われていたのがこの曲で、

彼女たちの後に出演する僕らは舞台裏で稽古しながら 幾度となくこの曲に引っ張られそうになるのを 堪えていたのですが、東京に戻っても頭から離れず 堪らずカヴァーしてみたという訳です。


本当に帰ってすぐ録音〜撮影を開始して

(今見ると照明とかアングルとか甘いですが...)

白井さんに聴いてもらったところ

康本雅子さんにもシェアしてくれて

康本さんからは『こっちのヴァージョンでも踊ってみたい』と

具体的な話を頂けたりもして嬉しかったです。(流れちゃったけど...)

いつか実現するといいなぁ。


さくさくっと撮ってしまったせいでギターも凝ったことは

殆どしていないのですが、その分自分の歌声をきちんと

聞かせることが出来た動画になった気がします。


その後、白井さんんとのデュオも

色々なところで公演する機会がありましたが

コロナ禍になってからは、ご無沙汰ですね...。


白井さんやコンテンポラリーダンサー達との

張り詰める様なパフォーマンス。渇望しています!


The first time I heard this song was when I was performing with the dancer Tsuyoshi Shirai at the Aichi Prefectural Art Theater in 2018.


One of the performances at the triple bill on the same day was a piece by Masako Yasumoto called "Kora Kora".


It was this song that was used in the play.

We were rehearsing backstage, and we had to endure being pulled in by this song many times.

I couldn't get it out of my head when I returned to Tokyo, so I decided to cover it.


康本雅子さんの参考動画

原曲のVampillia - "Lilac"

グロ美しいMVがまた切なくて良いのです。



4. Julian Lage - "Guitar Etude #1"


言わずと知れたジャズギター界の天才児

ジュリアンラージのエチュードを ポリゴンヘッド流にアレンジしてみました。


Etude = practice piece, so

Maybe I should play it in the same picking style as him.

But I play in a style called "hybrid picking".


It would be great if I could play this kind of guitar while singing!

That's why I decided to cover it.


I added some bass and a polyrhythmic chorus.

then the beautiful song became somewhat comical.

I'm worried about what he and his fans will think.


エチュード=練習曲なので

彼と同じピッキングスタイルで弾くべきなのかもしれませんが

僕は「ハイブリットピッキング」というスタイルで弾いています。

ピック弾きの「フラットピッキング」と「フィンガーピッキング」が

混ざった様なスタイルの事ですね。


こんなギターを更に歌いながら弾けたら凄いだろう!!


と思ったのがカヴァーしようと思った動機ですが

ベースを足したり原曲の9/8(=3/4拍子)に対して

3拍7連のポリリズムのコーラスを被せたりしてみたら

美しい曲がなんだかコミカルになってしまった様で

ジュリアンラージさんやファンがどう思うのか

心配ではあります。


美しい原曲はこちら




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と...以上、今まで等閑にしていたカヴァー曲の解説でしたが

いかがでしたでしょうか?


もちろんカヴァーだけでなくオリジナル曲もアップして行きますよ!

さっそくですが明日!


以前Twitterでリクエストのあった

オリジナル曲「Planet of Rabbit Fur」の最新バンド映像を公開します。


是非こちらチェックしてみてください。

ではまた!

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